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乾漆 (7) - 下地から下塗り

乾漆(麻布を漆で貼り合わせたもの)で素地を作っています。
乾漆の図解
これまでの工程(ブログ)

地の粉錆
全体に布貼りをした後は、地の粉錆(目が粗い下地)を付けます。
全体に布貼りをした後は、地の粉錆(目が粗い下地)を付けます。

2回、地の粉錆を付けた後、全体を砥石で水研ぎします。
地の粉錆を付けた後、全体を砥石で水研ぎします。

蓋よりはみ出た部分がないよう確認しながら、研ぎます。どの向きに蓋を閉めても、内部のゆとりが均一になるよう側面も調整します。
蓋よりはみ出た部分がないよう確認しながら、研ぎます。

堅牢な下地になるよう全体に生漆(きうるし)を塗って固めました。
堅牢な下地になるよう全体に生漆を塗って固めました。


砥の粉錆
砥の粉錆(目が細かい下地)を付けます。
砥の粉錆(目が細かい下地)を付けます。

2回、砥の粉錆を付けた後、砥石で水研ぎします。
2回、砥の粉錆を付けた後、砥石で水研ぎします。

砥石を使いにくい箇所は彫刻刀で整えます。
砥石を使いにくい箇所は彫刻刀で整えます。


下塗り
全体を研ぎつけた後は、下塗りします。
全体を研ぎつけた後は、下塗りします。

漆塗りらしくなってきました。
下塗りが終わった2つの箱。

2種類の箱を同時に進めています。

さらっとまとめましたが、薄く均一な下地層を作るのは大変で、何度も同じ工程を繰り返したので、これらの工程は1ヶ月近くかかりました。
この後、内側に残ったままの石膏の原型を外す作業をします。

2025.07.16