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直島のギャラリー「彩」へ送った作品たち

世界が注目する、直島の隠れ家ギャラリー
アートの島として世界中から人々が訪れる直島にあるギャラリー「彩(いろどり)」でいくつかの作品を展示していただいています。ここは香川漆芸のみを専門に扱っている、非常に贅沢な空間。 その洗練された佇まいと確かな審美眼に惹かれ、国内外からアートを愛する著名な方々が数多くお忍びで足を運ばれます。
私がこのギャラリーを本当にすごいと感じる理由の一つに、訪れた方々からの圧倒的な評価があります。Googleの口コミ が現時点で400件近くも届いているにもかかわらず、「星5(満点)」を維持し続けているのです。
どれほど素晴らしい場所であっても、多様な意見の中で低い評価が混ざってしまうもの。それがないという事実は、訪れる一人ひとりに届ける感動やホスピタリティ、そして扱っている作品のクオリティが、いかに高いかを物語っています。

今月は新作の堆漆ピアスと、定番の堆漆ネックレスが仕上がったので送ります。
堆漆に天然真珠を埋めたピアス3点。菅野かおり作。香川県直島の香川漆芸ギャラリー彩で展示・販売中

堆漆のピアス

堆漆(ついしつ)とは漆を塗り重ねた板を素材とし、表面を彫刻する事が多いので、彫漆の一部とみなされています。今回のピアスは堆漆の塗り重ねの断面を意匠として、天然の真珠を埋めてアクセントにしています。

数千年の時を超えて愛されてきた文様
菅野かおり作、堆漆ネックレス。花の幾何学文様の意匠で、赤色と緑色。香川県直島の香川漆芸ギャラリー彩で展示・販売中

ネックレスは長年作り続けている物です。これと同じモチーフの重箱も去年ギャラリー「彩」に展示されていました。こちらは現在は売約済となっております。
「彫漆華文重箱」菅野かおり作。香川県直島の香川漆芸ギャラリー「彩」にて

彫漆華文重箱 詳細はこちら

花を象った文様は、その起源を辿るとメソポタミア文明にまで遡ると言われています。古今東西、数千年の時を超えて、あらゆる時代や場所で常に愛され、描かれ続けてきた文様。そこには、流行に左右されない、人類共通の「普遍的な美しさ」があるのだと感じています。

彫漆の箱と蒟醤漆額
さらに今回はアクセサリーだけでなく、空間を彩る彫漆の箱とパネルもそれぞれ1点ずつ、合わせてお送りします。
彫漆箱「野葡萄」菅野かおり作。丸みを帯びた乾漆素地に色漆を塗り重ね、水色の背景から、茶色の野葡萄が立体的に浮かび上がるように彫り描いた作品。

彫漆箱「野葡萄」 詳細はこちら

蒟醤漆額「錦の峰」菅野かおり作。色づく山々が連なる様子を表現しました。

蒟醤漆額「錦の峰」 オンラインショップ

ギャラリーにお立ち寄りの際は、漆ならではの独特の艶や手触りを感じてみてください。

2026.07.13