
彫漆額「うたかたのうた」
蒟醤漆額「凪」
蒟醤漆額「とばり」
蒟醤漆額「錦の峰」
嬉しいことに、「凪」はボカロPとして活躍されているなきそ様がお迎えくださいました。
会場では、なきそ様がその作品の前で足を止め、じっくりと向き合ってくださる様子をお見かけしました。数多くのアート作品が並ぶ中で、私の静かな表現が、鋭い感性を持つ方のアンテナに正しく届いたのだと感じられたことは、今の私にとって大きな自信に繋がりました。
後日、写真を送ってくださり、ご自宅の壁面やライティングに美しく調和している様子を拝見し、心から安堵し、制作の苦労も吹き飛びました。
彫漆造形、左から「朝顔」「寒香」「春霞」「さざなみ」
4.5 x 4.5 x 4 cm
お椀とコップは私自身のデザインを、信頼する木地師の方に一つひとつ挽いていただいた特注の器たちです。 表面は螺鈿や蒔絵で装飾を施したものから、布を貼り、その布目の表情を活かした塗りのものまで、漆ならではの多様な質感を目指しています。 今回の写真は細部が見えにくいですが、今後オープンするオンラインストアでは、一点ずつの表情がしっかり伝わるアップの写真なども詳しく紹介していく予定です。
日月蒔絵椀
また、陶芸家の星正幸様には、奥様へのプレゼントとしてイヤリングをお選びいただきました。
今回の展示では、お迎えくださった方の半数以上が、繊細な表現活動をされている方々、あるいは多くの作品を審美眼で選別してこられたギャラリストの方々でした。
鋭い視点を持つ皆様に、私の作品を「手元に置きたい」と感じていただけたことは、復帰したばかりの私にとって大きな自信となり、これからの制作を支える強い励みになります。
新しいプロジェクトも動き出しています。ある企業のデザイナーの方にお声がけいただき、現在「彫漆アイテムのプロジェクト」が始動しています。
また、今後の展示スケジュールも決まってまいりました。
2027年1月14日〜24日: 南青山・アートスペースモルゲンロート(漆 3人展)
2027年3月22日〜31日: 日本橋・ギャラリー壺中居(漆 3人展)
2027年4月21日〜5月17日: 新宿高島屋(美術画廊前ショーケースにて展示販売)
5月にオープン予定のオンラインストアでは、アクセサリーや器など、日常で使いやすいものを準備しておりますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
2026.04.27
