広島市立大学
芸術学部 デザイン工芸学科の中に「漆造形」があります。
私はそこでたまにアシスタントをしているのですが、今月の火〜金はデザイン工芸学科の1年生40人に蒔絵の体験授業をしています。
各自パネル制作なのですが、全工程スタッフがチェックしないと、失敗作になってしまうので、私達は慌しいです。
研ぎ出し蒔絵、平蒔絵、それらを組合わせたものなど、それぞれの図案で技法を選んで各自進めました。銀粉を使いました。
デザイン工芸学科は2年生から視覚造形、メディア造形、立体造形、現代表現、金属造形、漆造形、染色造形のどれかを選択して、専門的な授業に入るようです。漆、金工、染色の工芸は1学年1〜3人位?メディアや視覚造形などが人気のようです。
美術学科には日本画、油絵、彫刻のコースがあるので、純粋芸術家を志す学生はそちらへ。デザイン工芸学科の学生は一般の就職希望者が多いようです。
一番下の写真は漆造形の工房。
火〜金の午後が実習です。
色々と設備も充実しているので、後日また詳しい様子をアップしたいと思います。ここ広島市立大学では概ねつなぎの作業着を着るのが標準。午前中に学科授業をヒラヒラ衣装で受けても、つなぎを着れば安心作業。
(2006.11.15)
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