
乾漆の図解

- 石膏の原型
- 離型剤 (2回)
- 砥の粉錆 (2~3回)
- 地の粉錆 (2~3回)
- 目が細かい麻布 (1枚)
- 目が粗い麻布 (2~5枚)
- 目が細かい麻布 (1枚)
- 地の粉錆 (2~3回)
- 砥の粉錆 (2~3回)
- 塗り (5回以上)
これまでの工程
離型剤(白玉粉糊)が乾いた後、目が細かい下地ペースト「砥の粉錆(とのこさび)」を塗りました。

曲面がある器物などは乾漆刷毛で塗りますが、今回の器物はヘラで付ける事が出来ました。刷毛は使用前後の手入れが必要なので、ヘラで作業できると楽です。


翌日、耐水ペーパー#80~#150で簡単に凸部を研いで、2回目の砥の粉錆を塗ります。その後、次の工程に進めますが、研ぎしろに余裕を持たせたかったので、今回は3回、砥の粉錆を塗りました。
塗った後は、漆風呂に入れず、そのまま乾固させます。


2025.04.21